透析患者におけるNSAIDs使用は死亡リスクを増加させますか?(台湾 人口ベース前向きコホート研究; Clin Epidemiol. 2019)

Association between NSAID use and mortality risk in patients with end-stage renal disease: a population-based cohort study.

Lai KM, et al.
Clin Epidemiol. 2019.

PMID: 31213924

【背景】

疼痛は末期腎臓病患者が経験する最も一般的な症状の1つである。

NSAIDsは有害事象を引き起こす可能性があり、またNSAIDs使用は末期腎臓病患者でかなり高いようである。

しかし、NSAIDs使用がこの母集団の死亡リスクの増加と関連しているかどうかは不明のである。

【目的】

本研究は、末期腎臓病患者におけるNSAIDsの使用と死亡リスクとの関連を調査することを目的とした。

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若年末期腎障害患者における心血管疾患および死亡リスク(アメリカ人口ベース前向きコホート研究; US Renal Data System; JAMA Cardiol. 2019)

Risk of Cardiovascular Disease and Mortality in Young Adults With End-stage Renal Disease: An Analysis of the US Renal Data System.

Modi ZJ et al.

JAMA Cardiol. 2019 Mar 20. doi: 10.1001/jamacardio.2019.0375. [Epub ahead of print]

PMID: 30892557

【試験の重要性】

心血管疾患(CVD)は、末期腎疾患(ESRD)患者において主要な死因である。若年成人(22〜29歳)では、ESRD関連のCVDリスクが他の年齢とは異なる可能性がある。

【試験の目的】

若い成人におけるESRD発症は、より高い心血管(CV)入院および死亡率に関連しているとする仮説を検証すること。また小児期発症型のESRDとは異なる特徴を有している可能性があるため、合わせて検証した。

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2型糖尿病患者における末期腎障害リスクはどのくらいですか?(Diabetes Care. 2019)

Cumulative Risk of End-Stage Renal Disease Among Patients With Type 2 Diabetes: A Nationwide Inception Cohort Study.

Finne P, et al.
Diabetes Care. 2019.
PMID: 30692239

試験の目的

2型糖尿病診断後の末期腎臓病(ESRD)の長期累積リスクを推定すること。

研究デザインおよび方法

本全国規模の集団ベースコホート研究には、1990年から2011年に診断された2型糖尿病患者421,429人が含まれた。

人口の100%をカバーする、フィンランドのいくつかの国民健康管理レジスター間のデータリンクは、抗糖尿病薬を服用し始めたか、または糖尿病のために入院したほぼ全ての住民の包含を可能にした。

ESRDの累積リスクおよびESRD、死亡のハザード比[HR]は、年齢、性別、および糖尿病診断の期間に従って推定された。

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