慢性骨髄性白血病における服薬アドヒアランスの重要性および治療目標の設定(ナラティブレビュー; 前向き研究 2件, SR&MA 1件)

【コメント】

個人的に気になり文献3報を読んだ。

個人的見解は次の通り;

慢性骨髄性白血病の治療において,少なくとも2年間の服薬アドヒアランス維持、特に90%以上のアドヒアランス維持は重要である。なぜなら服薬アドヒアランスが高いことと分子遺伝的完全寛解(complete molecular response, CMR)とは相関関係にあり、CMRを2年間保った患者では、グリベック®️やスプリセル®️、タシグナ®️などのチロシンキナーゼ阻害薬(Bcr-abl阻害がメイン)を中止しても再発が少ない。つまり薬剤服用を完全に中止できる可能性があるのだ。

しかし現段階において、永続的な無治療寛解(treatment-free remission, TFR)を維持できる可能性が示唆されているのはグリベック®️だけのようである。今後の研究報告に期待したい。特にスプリセルはよ。

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