日本人糖尿病患者における腎機能とアルブミン尿との関連性(前向きコホート研究; J. Diabetes Investig. 2019)

Prevalence of albuminuria and renal dysfunction, and related clinical factors in Japanese patients with diabetes: The Japan Diabetes Complication and its Prevention prospective study 5

Shikata et al.

Journal of Diabetes Investigation 2019.

https://doi.org/10.1111/jdi.13116

Clinical Trial Registry: 

University Hospital Medical Information Network Center (UMIN)

UMIN000016519

PMID: 未

【研究の目的】

日本人の糖尿病患者におけるアルブミン尿と腎機能障害の有病率、および関連する要因を明らかにするために、日本糖尿病合併症とその予防前向き研究のベースラインデータ(the Japan Diabetes Complication and its Prevention prospective study)を分析した。

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重症低血糖は心血管アウトカムや死亡にどのくらい影響しますか?(RCT後付け解析; VADT; Diabetes Care 2019)

Effects of Severe Hypoglycemia on Cardiovascular Outcomes and Death in the Veterans Affairs Diabetes Trial.

Randomized controlled trial

Davis SN, et al.
Diabetes Care. 2019.
PMID: 30455335

【目的】

退役軍人糖尿病試験(VADT)における重症低血糖症の危険因子、および重症低血糖症と重症心血管有害事象や心血管死亡率、そして全死因死亡率との関連性を決定すること。

【研究デザインおよび方法】

VADTデータの事後分析には、既知の心血管疾患やその他の心血管系危険因子の有無にかかわらず、11.5±7.5歳の罹病期間を有する、最適にコントロールされていない2型糖尿病(HbA1c 9.4±2.0%)の退役軍人(年齢60.5±9.0歳)1,791人が含まれた。

参加者は厳格治療群(HbA1c <7.0%)あるいは標準治療群(HbA1c <8.5%)にランダム化された。

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糖尿病患者でのバイアスピリン®️使用による心血管イベント初発予防効果はどのくらいですか?(RCT; ASCEND; N Engl J Med 2018)

Effects of Aspirin for Primary Prevention in Persons with Diabetes Mellitus.

Randomized controlled trial

ASCEND Study Collaborative Group, N Engl J Med. 2018.

Funding: British Heart Foundation and others

ASCEND Current Controlled Trials number, ISRCTN60635500

ClinicalTrials.gov number: NCT00135226

PMID: 30146931

【背景】

真性糖尿病は心血管イベントのリスク増加と関連している。アスピリンの使用は閉塞性血管イベントのリスクを軽減するが、出血リスクを増大させる。

糖尿病患者における心血管イベントの初発予防のための利点と危険のバランスは不明である。

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新薬タリージェ®️による糖尿病性神経障害への効果はどのくらいですか?(DB-RCT, J Diabetes Investig. 2019)

Mirogabalin for the treatment of diabetic peripheral neuropathic pain: A randomized, double-blind, placebo-controlled phase III study in Asian patients.

Baba M, et al.
J Diabetes Investig. 2019.
PMID: 30672128

Clinicalgav.Trials number: NCT02318706

【目的/序論】

糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)に対するミロガバリン(電位依存性Ca 2+チャネルのα2δサブユニットの新規の強力な選択的リガンド)の有効性および安全性を評価した。

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ロタウイルスワクチンは小児1型糖尿病の発症を抑制するかもしれない?(人口データベース コホート研究: JAMA Pediatr. 2019)

Association of Rotavirus Vaccination With the Incidence of Type 1 Diabetes in Children

Perrett PK et al.

JAMA Pediatr. 2019;173(3):280-282.

doi:10.1001/jamapediatrics.2018.4578

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2728577?guestAccessKey=f3b3a5c3-782f-423d-ae6f-54052e2def0f&utm_source=silverchair&utm_medium=email&utm_campaign=article_alert-jama&utm_content=olf&utm_term=031319

PMID: 30667473

試験背景と目的

ロタウイルス(RV)感染は、小児における1型糖尿病(T1D)発症と関連していることが報告されている。

ロタウイルス感染はマウス膵臓のアポトーシスを引き起こし、RVペプチドは膵臓β細胞自己抗原のT細胞エピトープと分子模倣を示すことも報告されている(in vitro)。

RVの自然感染がT1Dの原因因子である場合、RVワクチン接種は経時的に疾患の発生率を低下させると仮定した。 したがって、本研究では公的に入手可能なデータを使用して、経口RVワクチンが2007年にオーストラリアの国民予防接種プログラムに導入される前後のオーストラリアの子供たちにおけるT1Dの発生率を調べた。

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