HER2陰性乳がん患者においてアブラキサン®️とタキソール®️はどちらが優れていますか?(ENTA trial; RCT; JAMA Oncol. 2018)

Comparing Neoadjuvant Nab-paclitaxel vs Paclitaxel Both Followed by Anthracycline Regimens in Women With ERBB2/HER2-Negative Breast Cancer-The Evaluating Treatment With Neoadjuvant Abraxane (ETNA) Trial: A Randomized Phase 3 Clinical Trial.

Gianni L, et al.
JAMA Oncol. 2018.
PMID: 29327055

Trial Registration: clinicaltrials.gov Identifier: NCT01822314.

【重要性】

アントラサイクリンとそれに続くタキサンを使用したネオアジュバント化学療法レジメンの研究では、アントラサイクリンベースのレジメン単独と比較して、病理学的完全寛解(pathological complete remission, pCR)率が2倍になることが報告されている。

また治療順序が逆であってもアクティビティは減少しなかった。

Nab-パクリタキセルは、パクリタキセルのアルブミン結合ナノ粒子であり、前投薬なしで安全な注入を可能にし、その使用により、GeparSepto試験で優位にpCR率が高かった。

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進行性乳がんにおけるテセントリク®️+アブラキサン®️の効果はどのくらいですか?(RCT; IMpassion130; NEJM 2018)

Atezolizumab and Nab-Paclitaxel in Advanced Triple-Negative Breast Cancer.

Randomized controlled trial

Schmid P, et al.
N Engl J Med. 2018.
PMID: 30345906

Funding: F. Hoffmann-La Roche/Genentech

ClinicalTrials.gov number, NCT02425891

【背景】

切除不能な局所進行性または転移性のトリプルネガティブ(ホルモン受容体ネガティブおよびヒト上皮成長因子受容体2 [HER2]ネガティブ)乳がんは、転帰不良の攻撃的な疾患である。

ナノ粒子アルブミン結合(Nanoparticle albumin-bound, nab) – パクリタキセルはアテゾリズマブの抗癌活性を増強するかもしれない。

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