2型糖尿病患者の心血管アウトカムにおいてアマリール®️とトラゼンタ®️はどちらの方が安全ですか?(DB-RCT; CAROLINA; JAMA. 2019)

Effect of Linagliptin vs Glimepiride on Major Adverse Cardiovascular Outcomes in Patients With Type 2 Diabetes: The CAROLINA Randomized Clinical Trial.

Rosenstock J et al.

JAMA. 2019 Sep 19.

doi: 10.1001/jama.2019.13772. [Epub ahead of print]

TRIAL REGISTRATION:ClinicalTrials.gov Identifier: NCT01243424.

PMID: 31536101

【試験の重要性】

2型糖尿病は心血管リスクの増加と関連している。プラセボ対照の心血管安全性試験では、ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤(dipeptidyl peptidase-4 inhibitor, DPP-4i)リナグリプチンは非劣性を示したが、有効な比較試験は行われていない。

“2型糖尿病患者の心血管アウトカムにおいてアマリール®️とトラゼンタ®️はどちらの方が安全ですか?(DB-RCT; CAROLINA; JAMA. 2019)” の続きを読む

緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)治療にはインスリンとスルホニル尿素どちらが優れていますか?(Open-RCT; J Clin Endocrinol Metab. 2008)

Insulin intervention in slowly progressive insulin-dependent (type 1) diabetes mellitus.

Maruyama T et al.

J Clin Endocrinol Metab. 2008 Jun;93(6):2115-21.

doi: 10.1210/jc.2007-2267. Epub 2008 Apr 8.

ClinicalTrials.gov NCT00232375.

PMID: 18397986

【目的】

ゆっくりと進行するインスリン依存性(1型)糖尿病(slowly progressive insulin-dependent diabetes, SPIDDM)または潜在的な自己免疫性糖尿病患者のベータ細胞機能を逆転または維持するには、スルホニル尿素(sulfonylurea, SU)治療よりもインスリン療法の方が好ましいという仮説を検証した。

“緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)治療にはインスリンとスルホニル尿素どちらが優れていますか?(Open-RCT; J Clin Endocrinol Metab. 2008)” の続きを読む

2型糖尿病患者における心血管イベントはトラゼンタ®️とアマリール®️どちらの方が少ないですか?(PSマッチング コホート研究; CAROLINA事前検証; RWD解析; Diabetes Care 2019)

Using Real-World Data to Predict Findings of an Ongoing Phase IV Cardiovascular Outcome Trial – Cardiovascular Safety of Linagliptin vs. Glimepiride

Patorno E et al.

PMID

【目的】

米国の3つのクレームデータセットから得られた実世界データ(Real World Data: RWD)を用いて、心血管リスクが高い2型糖尿病(T2D)患者におけるリナグリプチンとグリメピリドを比較したCAROLINA試験の結果を予測することを目的とする。

主要アウトカムを分析する前に、事前に指定された妥当性検証を実施した。

“2型糖尿病患者における心血管イベントはトラゼンタ®️とアマリール®️どちらの方が少ないですか?(PSマッチング コホート研究; CAROLINA事前検証; RWD解析; Diabetes Care 2019)” の続きを読む

メトホルミン治療中の2型糖尿病患者におけるHbA1cレベルとスルホニル尿素、ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤およびチアゾリジンジオン使用との関連(後向きコホート研究3つの統合; JAMA Netw Open. 2018)

Association of Hemoglobin A1c Levels With Use of Sulfonylureas, Dipeptidyl  Peptidase-4 Inhibitors, and  Thiazolidinediones in Patients With Type 2 Diabetes Treated With Metformin: Analysis From the Observational Health Data Sciences and Informatics Initiative.

Vashisht R et al.

JAMA Netw Open. 2018 Aug 3;1(4):e181755.

doi: 10.1001/jamanetworkopen.2018.1755.

PMID: 30646124

【試験の重要性】

2型糖尿病(T2D)のための効率的な二次治療選択肢に関する合意は曖昧なままである。 Observational Health Data Sciences and Informaticsネットワークを介してアクセスされる電子医療記録と保険請求データの利用可能性は、日常の医療行為を捉え、二次治療の有効性の証拠を生み出す機会を提供する。

【目的】

スルホニル尿素、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP-4)阻害剤、およびチアゾリジンジオンの中で、第一選択薬であるメトホルミン治療を受けたT2D患者において、どの薬物クラスがヘモグロビンA1c(HbA1c)レベルの低下と心筋梗塞、腎障害、および眼障害のリスク低下と関連しているか検討する。

“メトホルミン治療中の2型糖尿病患者におけるHbA1cレベルとスルホニル尿素、ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤およびチアゾリジンジオン使用との関連(後向きコホート研究3つの統合; JAMA Netw Open. 2018)” の続きを読む

糖尿病患者の心血管イベントおよび全死亡におけるスルホニル尿素薬と他の抗糖尿病薬の比較(NMA; Diabetes Obes Metab. 2017)

Cardiovascular events and all-cause mortality associated with sulphonylureas compared with other antihyperglycaemic drugs: A Bayesian meta-analysis of survival data.

Review article

Bain S, et al.
Diabetes Obes Metab. 2017.
PMID: 27862902

【目的】

2型糖尿病(T2DM)患者におけるスルホニル尿素(SU)vs. 他のグルコース低下薬に関連した心血管イベントと全死亡リスクを決定するために系統的レビューとメタアナリシスを行うこと。

“糖尿病患者の心血管イベントおよび全死亡におけるスルホニル尿素薬と他の抗糖尿病薬の比較(NMA; Diabetes Obes Metab. 2017)” の続きを読む

メトグルコ®️単剤治療中の2型糖尿病患者ではSU剤に切り替えない方が良い?(BMJ 2018)

Sulfonylureas as second line drugs in type 2 diabetes and the risk of cardiovascular and hypoglycaemic events: population based cohort study.

Douros A et al.

BMJ. 2018 Jul 18;362:k2693. doi: 10.1136/bmj.k2693.

PMID: 30021781

研究の目的

2型糖尿病患者のメトホルミン単独療法と比較して、スルホニルウレア(SU薬)の追加または切り替えが、心筋梗塞、虚血性脳卒中、心血管死、全死亡および重度の低血糖リスク増加と関連しているかどうかを評価する。

“メトグルコ®️単剤治療中の2型糖尿病患者ではSU剤に切り替えない方が良い?(BMJ 2018)” の続きを読む

【代用のアウトカムですが需要ありますか?】アマリール®️の用量を増やすと血糖低下作用も増強されますか?(Diabetes Care. 1996)

A dose-response study of glimepiride in patients with NIDDM who have previously received sulfonylurea agents. The Glimepiride Protocol #201 Study Group.

Goldberg RB et al.

Diabetes Care. 1996 Aug;19(8):849-56.

PMID: 8842603

研究の目的

2型糖尿病患者におけるアマリール®️(グリメピリドの有効性、安全性および用量反応関係を評価する

研究デザインと方法

21日間のプラセボウォッシュアウト期間の後、304人の患者を次の3群にランダムに割り付けた。いずれも11回投与とした

 ①グリメピリド — 1 mg

 ②グリメピリド — 4 mg

 ③グリメピリド — 8 mg(日本での承認用量は最大6 mg

“【代用のアウトカムですが需要ありますか?】アマリール®️の用量を増やすと血糖低下作用も増強されますか?(Diabetes Care. 1996)” の続きを読む