スタチン使用と高コレステロール値および開放隅角緑内障リスク(コホート研究のプール解析; JAMA Ophthalmol. 2019)

Association of Statin Use and High Serum Cholesterol Levels With Risk of Primary Open-AngleGlaucoma.

Kang JH et al.

JAMA Ophthalmol. 2019 May 2.

doi: 10.1001/jamaophthalmol.2019.0900. [Epub ahead of print]

PMID: 31046067

【研究の重要性】


スタチン(ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA阻害剤)の使用は、原発性開放隅角緑内障(POAG)のリスクの低下と関連している。しかし、これまで報告された結果は矛盾しており、そして高コレステロールレベルとPOAGとの間の関連についてはほとんど知られていない。

【目的】

コレステロール値の上昇とスタチン使用およびPOAGの関連性を評価すること。

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【CQもろたで】スタチン系薬剤は朝と夜どちらに飲んだ方が良いですか?(SR&MA; J Clin Lipidol. 2017)

Effects of morning vs evening statin administration on lipid profile: A systematic review and meta-analysis.

Review article

Awad K, et al.
J Clin Lipidol. 2017 Jul – Aug.PMID: 28826569

【背景】

スタチン投与に最適な時刻についての証拠は欠けている。

【試験の目的】

本研究の目的は脂質プロファイルに対する朝 vs. 夕方 スタチン投与の効果に関する証拠を検証することである。

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スタチン治療中のアテローム性心血管疾患患者におけるLDLコレステロールと心血管イベントおよび死亡との関連性(; Am J Cardiol 2019)

Relation of Cardiovascular Events and Deaths to Low-Density Lipoprotein Cholesterol Level Among Statin-Treated Patients with Atherosclerotic Cardiovascular Disease

Chamberlain MA et al.

Am J Cardiol 2019

Published Online: March 08, 2019

アテローム性心血管疾患患者におけるスタチン遵守と死亡率との関連(JAMA Cardiol. 2019)〜スタチンをちゃんと飲んだ方が良いですか?〜

Association of Statin Adherence With Mortality in Patients With Atherosclerotic Cardiovascular Disease.

Rodriguez F et al.

JAMA Cardiol. 2019.

PMID: 30758506

試験の重要

スタチンはアテローム性心血管疾患(ASCVD)患者の死亡率を低下させますが、スタチンの服用遵守は依然として最適とは言えない。

試験の目的

安定したスタチン処方を受けているASCVD患者におけるスタチンの服薬遵守と死亡率との関連性を決定すること。

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【コレステロールを下げた方が良いのはダレか?】安定冠動脈疾患におけるリバロ®️使用は高用量の方が良いですか?(REAL-CAD trial; Circulation. 2018)

High-Dose Versus Low-Dose Pitavastatin in Japanese Patients With Stable Coronary Artery Disease (REAL-CAD): A Randomized Superiority Trial.

Taguchi I et al.

Circulation. 2018 May 8;137(19):1997-2009. doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.117.032615.

PMID: 29735587

CLINICAL TRIAL REGISTRATION: NCT01042730.

Disclosure開示

本文2,006ページに記載

Funding資金提供

保健研究財団の生活習慣病総合臨床支援プロジェクトが本研究に資金を提供した。 治験薬を製造している会社(Kowa Pharmaceutical Co Ltd)は、公衆衛生研究財団のプロジェクトに対して財政的支援を提供する団体の1つであったが、設計、分析、データ解釈、または製造準備に関与していなかった。


研究の背景

現行の診療ガイドラインでは、過去に実施されたいくつかの臨床試験(高用量 vs. 低用量スタチン)に基づき、心血管疾患を有す患者を対象に高強度スタチンによる治療を呼びかけている。しかし、アジア人集団を対象としたスタチン用量に対する明確なエビデンスは確立されていない。そこで安定冠動脈疾患患者におけるリバロ®️(ピタパスタチン)4 mg/日と1 mg/日の心血管イベント抑制効果について検証した(優越性試験)。

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