新薬タリージェ®️による糖尿病性神経障害への効果はどのくらいですか?(DB-RCT, J Diabetes Investig. 2019)

Mirogabalin for the treatment of diabetic peripheral neuropathic pain: A randomized, double-blind, placebo-controlled phase III study in Asian patients.

Baba M, et al.
J Diabetes Investig. 2019.
PMID: 30672128

Clinicalgav.Trials number: NCT02318706

【目的/序論】

糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)に対するミロガバリン(電位依存性Ca 2+チャネルのα2δサブユニットの新規の強力な選択的リガンド)の有効性および安全性を評価した。

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耳鳴りに対するメリスロン®️の効果はどのくらいですか?(SR&MA; Cochrane Database Syst Rev. 2018)

Betahistine for tinnitus.

Review article

Wegner I, et al.
Cochrane Database Syst Rev. 2018.
PMID: 30908589

【背景】

耳鳴りは、外部音源がない場合の音の知覚として定義される症状である。イギリスだけでも、主な訴えが耳鳴りであると推定されている毎年75万件の一般診療相談があり、これは医療サービスに大きな負担をかけることに相当する。

臨床管理戦略には、教育および助言、リラクゼーション療法、耳鳴り再訓練療法、認知行動療法、耳鳴音発生器または補聴器を使用した音質向上、睡眠障害、不安やうつなどの併存症状を管理するための薬物療法が含まれる。

今のところ、規制機関による耳鳴りの薬は承認されていない。それにもかかわらず、メリスロン®️(ベタヒスチン)のための10万人以上の処方が毎月イギリスで満たされていて、一般開業医の10%近くが耳鳴りのためにベタヒスチンを処方している。

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Xa因子阻害薬による出血への中和抗体Andexanet alfaの効果はどのくらいですか?(Open-label; ANNEXA-4; N Engl J Med. 2019)

Full Study Report of Andexanet Alfa for Bleeding Associated with Factor Xa Inhibitors.

Connolly SJ, et al.
N Engl J Med. 2019.
PMID: 30730782

ClinicalTrials.gov number: NCT02329327

Funding: Portola Pharmaceuticals

【研究の背景】

Andexanetアルファ(アンデキサネット)は第Xa因子阻害剤の作用に対する拮抗(逆転)薬として開発された修飾組換え不活性型のヒト第Xa因子である。

【方法】

第Xa因子阻害薬の投与後18時間以内に急性大出血を来した352人の患者を評価した。試験参加者は、まずアンデキサネットのボーラス投与を受け、続いて2時間の持続注入を受けた。

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非虚血性心不全患者に対する植込み型除細動器ICDの効果はどのくらいですか?(RCT; DANISH試験; NEJM 2016)

Defibrillator Implantation in Patients with Nonischemic Systolic Heart Failure.

Randomized controlled trial

Køber L, et al.
N Engl J Med. 2016.
PMID: 27571011

ClinicalTrials.gov number: NCT00542945

Funded by Medtronic and others

【背景】

冠状動脈疾患によって引き起こされる症候性の収縮期心不全の患者における植込み型除細動器(ICD)の利点はよく論文化されている。

ただし、冠状動脈疾患によるものではない収縮期心不全患者における予防的ICDの利点の証拠は、主にサブグループ分析に基づいている。

ランドマーク試験であるICD試験の発表以降、心不全の管理は改善されており、多くの患者が心臓再同期療法(CRT*)を受けている。

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フェブリク®️使用による心血管イベントへの影響はどのくらいですか?(SR&MA; Int J Rheumatol. 2019)

Febuxostat and Cardiovascular Events: A Systematic Review and Meta-Analysis.

Cuenca JA, et al.
Int J Rheumatol. 2019.

PMID: 30863448

Conflicts of Interest

Michael H. Pillinger serves and/or has served as a consultant for AstraZeneca, Crealta, Horizon, Ironwood, Pfizer, and SOBI and has been an investigative site for the CARES trial, sponsored by Takeda.

【背景】

フェブキソスタットは、痛風患者における高尿酸血症の治療薬として米国で承認されている。2017年11月に、FDAはフェブキソスタットと心血管疾患(CVD)の関連の可能性に関する警告アラートを1件の臨床試験で発表した。

【目的】

系統的レビューおよびメタアナリシスを実施し、対照群と比較してフェブキソスタット投与患者における主要有害心血管イベント(MACE)のリスクを評価すること。

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甲状腺機能正常の橋本病患者における甲状腺摘出 vs. 経過観察(RCT; Ann Intern Med. 2019)

Thyroidectomy Versus Medical Management for Euthyroid Patients With Hashimoto Disease and Persisting Symptoms: A Randomized Trial.

Guldvog I, et al.
Ann Intern Med. 2019.

Primary Funding Source: Telemark Hospital.

PMID30856652

ClinicalTrials.gov:NCT02319538

【背景】

橋本病は慢性の自己免疫性甲状腺炎である。ホルモンの適切な代用にもかかわらず、持続的な症状を呈す患者もいる。これは免疫学的病態生理の結果である可能性が考えられる。

【目的】

内科的治療を受け、甲状腺機能が正常であるにもかかわらず、症状が持続している橋本甲状腺炎患者において甲状腺摘出術が症状を改善するかどうかを決定すること。

【デザイン】

ランダム化試験

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NSAIDs誘発胃潰瘍に対するムコスタ®️とサイトテック®️の効果はどのくらいですか?(RCT; STORM STUDY; J Clin Biochem Nutr. 2007)

Comparison of Prevention of NSAID-Induced Gastrointestinal Complications by Rebamipide and Misoprostol: A Randomized, Multicenter, Controlled Trial-STORM STUDY.

J Clin Biochem Nutr. 2007

Mar;40(2):148-55. doi: 10.3164/jcbn.40.148.

PMID: 18188417

【背景】

非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)には、消化不良、消化性潰瘍、出血、穿孔などの胃腸の副作用がある。ミソプロストールとプロトンポンプ阻害薬(PPI)は、NSAIDによる胃・十二指腸損傷を予防するために使用されてきた。ムコスタ®️(レバミピド)は胃粘液を増加させ、内因性プロスタグランジン産生を刺激するが、NSAID誘発性胃腸合併症に対するレバミピドの予防効果は不明である。

【研究の目的】

本研究の目的は、レバミピド治療群とサイトテック®️(ミソプロストール)治療群でのNSAID誘発性胃腸合併症を比較することである。

【研究の方法】

患者をランダムに2群に割り付け、従来のNSAIDとレバミピドまたはミソプロストールを12週間服用させた。スクリーニング時および試験終了時に、胃粘膜損傷を内視鏡検査によって評価した。

【結果】

・活動性胃潰瘍の有病率は、レバミピド群で7/176(3.9%)、ミソプロストール群で3/156(1.9%)だった。

ミソプロストールの NNT =50 (vs. レバミピド)

・消化性潰瘍の有病率は、レバミピド群で8/176(4.5%)、ミソプロストール群で7/156(4.4%)だった。

ミソプロストールの NNT =1,000 (vs. レバミピド)

・高リスクサブグループにおける消化性潰瘍の累積発生率は、レバミピド群で6/151(4.0%)、ミソプロストール群で6/154(3.9%)だった。

ミソプロストールの NNT =1,000 (vs. レバミピド)

【結論】

レバミピドは長期NSAID治療を受けている患者においてミソプロストールと同じくらい効果的にNSAID誘発消化性潰瘍を予防した。レバミピドは、その治療効果および安全性のために、NSAID誘発性胃腸潰瘍の予防のための有用な治療選択肢であり得る。


【コメント】

ミソプロストール(サイトテック®️)はプロスタグランジン誘導体であるため妊産婦に使いにくい。というか禁忌。1日4回(適宜増減の記載あり)というのもアドヒアランス低下しやすい。

また両薬剤共にNSAIDs頓服への効果は不明、あくまで長期服用している患者への効果がありそう、というところ。活動期の胃潰瘍には、妊婦でなければミソプロストールを使用した方が良さそうですね。ただ、症状が寛解してきたらレバミピドの方がコスパ良さそう。

ちなみにNSAIDs使用時のレバミピド併用は、急性あるいは慢性胃炎の傷病名が必要。

心不全合併の心房細動患者におけるカテーテルアブレーション vs. 薬物療法(open-RCT; CASTLE-AF; NEJM 2018)

Catheter Ablation for Atrial Fibrillation with Heart Failure.

Randomized controlled trial

Marrouche NF, et al.
N Engl J Med. 2018.

PMID: 29385358

Funded by Biotronik; CASTLE-AF ClinicalTrials.gov number: NCT00643188

【試験背景】

心不全のみの患者より心房細動と心不全の合併患者の方が死亡率と罹患率が高い。心房細動に対するカテーテルアブレーションは、適切な治療を受けている心不全患者のアウトカムを改善する手段として提案されてきた。

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キサンチンオキシダーゼ阻害薬と心血管アウトカムとの関係(SR&MA of RCT; BMC Cardiovasc Disord. 2018)

Xanthine oxidase inhibitors for prevention of cardiovascular events: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.

Review article

Bredemeier M, et al.
BMC Cardiovasc Disord. 2018.
PMID: 29415653

【試験背景】

プリン様(アロプリノールおよびオキシプリノール)および非プリン(フェブキソスタットおよびトピロキソスタット)キサンチンオキシダーゼ阻害剤(XOI)は、プリン代謝に由来する活性酸素種の産生を減少させることによって抗酸化特性を示す。

酸化ストレスは、内皮機能不全および虚血 – 再灌流障害に関連する重要な因子であり、心不全、高血圧、および虚血性心疾患の病因に関係している可能性がある。

ただし、XOIによる心血管(CV)保護効果については相反する結果が報告されている。

【試験の目的】

プラセボまたは無治療に対してXOIを検証したランダム化比較試験(RCT)における主要有害心血管イベント(MACE)、死亡率、特定および総CVイベント(TCE)発生率を比較すること。

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高齢者の血圧コントロールは140/80 mmHg以上が良い?(ドイツ人口ベース前向きコホート研究; the Berlin Initiative Study; Eur Heart J. 2019)

Control of blood pressure and risk of mortality in a cohort of older adults: the Berlin Initiative Study.

Douros A, et al.

Eur Heart J. 2019.

PMID: 30805599

試験の目的】

降圧治療中の血圧(BP)値が140/90 mmHg未満であることが、地域在住の高齢者における全死亡リスクの低下と関連しているかどうかを評価すること。

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