ステロイドを使用した方が良い川崎病患者の特徴は?

Corticosteroid pulse combination therapy for refractory Kawasaki disease: a randomized trial.

Ogata S, et al.

Pediatrics. 2012.

PMID: 22144699

研究の目的

難治性の川崎病(KD)を有すると予測される患者の初期治療のために、メチルプレドニゾロン静脈内投与+静脈内免疫グロブリン(IVIG)併用療法(IVMP + IVIG)の臨床的有効性および安全性を試験した。

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川崎病に対するアスピリン用量はどのくらい必要ですか?(Arthritis Care Res (Hoboken). 2018.)

Aspirin Dose in Kawasaki Disease: The Ongoing Battle.

Dhanrajani A, et al.
Arthritis Care Res (Hoboken). 2018.

PMID: 29287309

目的

川崎病(KD)は、冠動脈瘤をもたらす小児の急性血管炎である。 2 mg/kg静脈内免疫グロブリン(intravenous immunoglobulin: IVIG)の単回注射によるKDの治療は十分に確立されているが、アセチルサリチル酸(acetylsalicylic acid: ASA)の投与量は議論の余地がある。本試験の目的は、ASAの2用量間でIVIG耐性発生率の差を検討することだった。第2の目的は、入院期間と冠動脈動脈瘤の発生率を比較することだった。

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川崎病患者への免疫グロブリン投与は早い方が良いですか?(Postgrad Med. 2018)

Delayed intravenous immunoglobulin treatment increased the risk of coronary artery lesions in children with Kawasaki disease at different status.

Qui H et al.

Postgrad Med. 2018 May;130(4):442-447. doi: 10.1080/00325481.2018.1468712. Epub 2018 May 10.

PMID: 29745742

目的

川崎病(Kawasaki disease: KD)は重篤な合併症、特に冠動脈病変(coronary artery lesions: CALs)の発症を伴う全身性血管炎である。

本研究の目的は、異なるKD状態における発病後10日を超える免疫グロブリン静脈内投与(IVIG)治療とCALs発症・増悪リスクを同定することであり、また治療の遅延とCALsとの潜在的関連モデレーターを探索することであった。

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北アメリカにおける川崎病発症率の推移はどのくらいですか?(Pediatr Infect Dis J. 2018)

Spatiotemporal Analysis and Epidemiology of Kawasaki Disease in Western New York: A Sixteen Year Review of Cases Presenting to a Single Tertiary Care Center.

Chang A et al.

Pediatr Infect Dis J. 2018 Nov 9. doi: 10.1097/INF.0000000000002239. [Epub ahead of print]
PMID: 30418354

研究の背景

川崎病(KD)は、先進国の子供の後天性心疾患の主要な原因の1つです。疫学的エビデンスは、KDが感染性因子に関連していることを示唆している。しかし依然として原因は不明のままです。

日本のKD年間発生率は着実に増加していますが、北米のKD症例の長期データベースはほとんど見直されていません。

方法

北アメリカの代表的な集団における症例の時間的および地理的クラスタリングを用いて発生率を研究するために、16年間にわたる地元の症例の疫学を再検討した。

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