新規2型糖尿病診断後のDPP-4阻害薬使用による膵炎・膵臓がんリスクはどのくらいですか?(韓国 人口ベース コホート研究; Diabetes Care. 2019)

Nationwide Trends in Pancreatitis and Pancreatic Cancer Risk Among Patients With Newly Diagnosed Type 2 Diabetes Receiving Dipeptidyl Peptidase-4 Inhibitors.

Lee M et al.

Diabetes Care. 2019 Aug 20. pii: dc182195.

doi: 10.2337/dc18-2195. [Epub ahead of print]

PMID: 31431452

【目的】

ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤(Dipeptidyl peptidase-4 inhibitors, DPP-4i)は、インクレチンベースの有用な抗糖尿病薬である。しかしDPP-4iは、その多面的効果により、懸念材料として膵外分泌に悪影響を与える可能性がある。

本研究では、人口ベースのコホート研究を使用して、DPP-4iが膵炎と膵臓癌に関連しているかどうかを調査した。

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痛風患者におけるザイロリック®️とフェブリク®️の心血管リスクの比較(韓国 人口ベースのコホート研究; Rheumatology (Oxford). 2019)

Comparative cardiovascular risk of allopurinol versus febuxostat in patients with gout: a nation-wide cohort study.

Kang EH et al.

Rheumatology (Oxford). 2019 May 16. pii: kez189.

doi: 10.1093/rheumatology/kez189. [Epub ahead of print]

PMID: 31098635

【試験の目的】

アロプリノール vs. フェブキソスタットを開始している痛風患者の心血管(CV)リスクを比較すること。

【方法】

2002年から2015年までの韓国国民健康保険サービス(Korean National Health Insurance Service)の全データを使用して、アロプリノールまたはフェブキソスタットを開始した痛風患者に関するコホート研究を実施した。

主要評価項目は、心筋梗塞、脳卒中/一過性虚血性発作、または冠状動脈血行再建術の複合CVエンドポイントだった。二次アウトカムは、一次アウトカムの個々の要素と総死亡だった。

交絡を制御するためにアロプリノールとフェブキソスタットイニシエーターに対して4:1の比率の傾向スコアマッチングを使用した。死亡の原因となる致命的ではない結果について、競合するリスク分析が行われた。

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N-ニトロソジメチルアミン混入バルサルタン使用による発がんリスクはどのくらいですか?(BMJ 2018)

Use of N-nitrosodimethylamine (NDMA) contaminated valsartan products and risk of cancer: Danish nationwide cohort study.

Pottegård A et al.

BMJ. 2018 Sep 12;362:k3851. doi: 10.1136/bmj.k3851.

PMID: 30209057 

目的

バルサルタン製品にコンタミしたN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)曝露に伴う癌リスクの迅速な評価を行うこと。

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