【寄稿のお知らせ】AHEADMAP会報誌・臨床批判Vol.2 No.3(2018年7月)

AHEADMAP会報誌・臨床批判Vol.2 No.3

AHEADMAP会報誌に寄稿しました。

日本で実施されたJ-DOIT3試験を例に、PROBE法とソフトエンドポイントの組み合わせについてリスク-ベネフィットの考察をおこないました。

そして薬剤を使用するということ、薬剤師の可能性について私見を述べさせていただきました。

拙文ですが御一読いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

以前の寄稿内容はこちら↓

https://noirvan13.xsrv.jp/2018/01/29/【寄稿のお知らせ】aheadma…誌・臨床批判vol-2-no-1/

 

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【代用のアウトカム】喘息患者における標準治療へのドメナン®️あるいはシングレア®️/キプレス®️追加効果はどのくらいですか?(Lung India. 2018)

Comparison of oral montelukast with oral ozagrel in acute asthma: A randomized, double-blind, placebo-controlled study.

Magazine R et al.

Lung India. 2018 Jan-Feb;35(1):16-20. doi: 10.4103/lungindia.lungindia_226_17.

PMID: 29319028

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Nil.(ゼロ)

Conflicts of interest

There are no conflicts of interest.

私的背景

久しぶりに喘息患者へのオザグレル(ドメナン®️)処方に出会いました。ググってみたところ2018年の論文が見つかったので、早速読んでみました。

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【代用のアウトカム】インフルエンザウイルスの感染力は湿度によって異なりますか?(J Infect Dis. 2018)

Influenza Virus Infectivity Is Retained in Aerosols and Droplets Independent of Relative Humidity.

Kormuth KA et al.

J Infect Dis. 2018 Jun 7. doi: 10.1093/infdis/jiy221. [Epub ahead of print]

PMID: 29878137

研究の背景

パンデミックおよび季節性インフルエンザウイルスは、広範な環境条件にわたってウイルスが安定して感染性を維持しなければならない。これにはエアロゾルおよび液滴を介して伝達され得る。

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パーキンソン病患者への制吐剤はプリンペラン®️とナウゼリン®️どちらが良さそうですか?(Br J Clin Pharmacol. 2018; Clin Drug Investig. 2016; Drug Saf. 2015)

ナウゼリン®️で死亡リスクが上がる?

私的背景

扁桃炎で苦しんでいたところ、SNSのタイムラインに衝撃の論文が流れてきました。なんとドンペリドン(ナウゼリン®️)使用でパーキンソン病患者の死亡リスクが上がっていたという報告。

あくまでも ”観察研究” であることを念頭におきながら早速読んでみました。また関連する論文についても合わせてご紹介します。

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【AMR対策】抗菌薬使用による急性腎障害リスクはどのくらいですか?(NDT 2018)

Risk of acute kidney injury following community prescription of antibiotics: self-controlled case series

Rennie et al.

Nephrology Dialysis Transplantation, gfy187, https://doi.org/10.1093/ndt/gfy187

Published: 28 June 2018

PMID: 未

研究の背景

スルホンアミド(sulphonamides)、トリメトプリム(trimethoprim)およびアミノグリコシド(aminoglycosides )等の抗生物質使用後の急性腎障害(Acute Kidney Impairment: AKI)の発症は、しばしば認められる現象である。近年では、フルオロキノロン(fluoroquinolone; ニューキノロン new quinolone)の使用とAKIとの関連が示唆されている。本研究の目的は、潜在的交絡因子を含む患者の特性を完全に調整する方法を用いて、大規模なコミュニティコホートにおける抗生物質使用とAKIリスクとの関連性を評価することであった。

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【メモ】血管炎に関する疾病の呼称の取り扱い変更(厚生労働省2018.4.26通知)

血管炎に関する疾病の呼称の取り扱い変更

 

背景

血管炎に関する疾病の呼称については、2012年に開催された血管炎に関する国際会議である ”Chapel Hill Consensus Conference 2012″ における変更等により、国内でも、新たな呼称が指定難病の病名、診療報酬請求に係る傷病名、医学に関する用語集、診療ガイドライン及び教科書における疾病名等として広く使用され、認知されている。

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