フェブリク®️使用による心血管イベントへの影響はどのくらいですか?(SR&MA; Int J Rheumatol. 2019)

Febuxostat and Cardiovascular Events: A Systematic Review and Meta-Analysis.

Cuenca JA, et al.
Int J Rheumatol. 2019.

PMID: 30863448

Conflicts of Interest

Michael H. Pillinger serves and/or has served as a consultant for AstraZeneca, Crealta, Horizon, Ironwood, Pfizer, and SOBI and has been an investigative site for the CARES trial, sponsored by Takeda.

【背景】

フェブキソスタットは、痛風患者における高尿酸血症の治療薬として米国で承認されている。2017年11月に、FDAはフェブキソスタットと心血管疾患(CVD)の関連の可能性に関する警告アラートを1件の臨床試験で発表した。

【目的】

系統的レビューおよびメタアナリシスを実施し、対照群と比較してフェブキソスタット投与患者における主要有害心血管イベント(MACE)のリスクを評価すること。

【方法】

2018年3月までに発表された研究についてMEDLINEおよびEMBASEデータベースを検索した。

フェブキソスタットと、プラセボおよびアロプリノールを含む対照群と比較したランダム化臨床試験(RCT)を含めた。

MACEおよび心血管疾患(CVD)死亡率のプール相対リスク(RR)を、対応する95%信頼区間(CI)と共に計算した。

【結果】

潜在的に関連性のある374件の研究が得られた。系統的レビューに含まれた25件のRCTのうち、10件がメタアナリシスの対象となった。

14,402人の被験者のうち、年齢の中央値は54歳(IQR 52〜67)であり、90%が男性(IQR 82〜96)でした。フェブキソスタット群は 8,602例、アロプリノール群は5,118例、そしてプラセボ群は643例だった。

対照群と比較して、フェブキソスタット群のMACEに対するプールRRは0.9(95%CI 0.61.5, p =0.96)であった。

フェブキソスタット群におけるCVD関連死亡のRRは1.29(95%CI 1.011.66p =0.03)だった。

【結論】

他の血清尿酸値低下治療と比較して、フェブキソスタットは心血管疾患リスクを増加または減少させないが、CVD死亡リスクを増加させる可能性がある。

主要評価項目として心血管の安全性を測定する、より多くのRCTがフェブキソスタットによるCVDリスクを適切に評価するために必要とされている。


【コメント】

アブストのみ

フェブキソスタット使用によりMACEリスクは増加しなかったが、心血管疾患リスク増加が認められた。試験規模が大きいCARESに引っ張られている感は否めない。

ちなみに本試験解析にFREEDとFEATHER試験は含まれていないので、今後、結果が変わる可能性は大いにある。

あとは著者のCOIが気にかかる。

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