【費用対効果・フォーミュラリー】切除不能な肝細胞がんに対してレンビマ®️とネクサバール®️どちらが優れていますか?(費用対効果; J Gastroenterol. 2019)

Cost-effectiveness analysis of lenvatinib treatment for patients with unresectable hepatocellular carcinoma (uHCC) compared with sorafenib in Japan.

Kobayashi M, et al.
J Gastroenterol. 2019.
PMID: 30788569

【背景】

レンバチニブは、切除不能な肝細胞がん(unresectable hepatocellular carcinoma, uHCC)の第一選択治療であるソラフェニブに対する非劣性の統計的検証により、全生存に対する治療効果を示した。 本研究の目的は、日本のuHCC患者に対するソラフェニブと比較したレンバチニブの費用対効果を評価することだった。

【方法】

生涯にわたってuHCC患者を治療し、総公的医療費を考慮した場合のレンバチニブ対ソラフェニブの費用対効果を推定するために、分割生存モデルが開発された。

有効性と安全性のデータはREFLECT試験から抽出された。 ユーティリティ値は、REFLECT試験に登録された患者を対象に実施された欧州の生活の質の5次元アンケートから導き出された。

一次薬物療法、外来受診、診断検査、入院、進行後療法、有害事象治療などの直接医療費が含まれていた。

臨床試験または出版物で入手できない費用パラメータは、4人の日本の医療専門家からなるデルファイ委員会から統合された臨床基準に基づいて取得された。

【結果】

・レンバチニブ対ソラフェニブの場合、増分費用は-406,307日本円(JPY)であり、増分耐用年数および品質調整耐用年数(quality-adjusted life years, QALYs)はそれぞれ0.27および0.23でした。

Table 4. 費用対効果の結果(本文より引用)

・したがって、平均増分費用対効果比が第4象限に入るため、レンバチニブがソラフェニブを圧し、ソラフェニブと比較して低コストでより多くの利益をもたらした。

・確率的感度分析により、シミュレーションの81.3%がソラフェニブと比較してレンバチニブに有利であり、支払者のQALYごとの支払い意思額は500万円であることが示された。

【結論】

レンバチニブは、日本でのuHCCの第一選択治療において、ソラフェニブと比較して費用効果が高かった。


コメント】

アブストのみ。

レンビマ®️はネクサバール®️よりも費用対効果が高かった。費用対効果の指標としてはQALYsを使用。

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